市は4月26日~6月14日、サイト上でキャンペーンを呼びかけ、市民140人が応募。ちゃんと稼働するか、冷風が出るかを市担当者が確認した上で、このほど最古と認めたのは竹内政文さん(66)方の和室に設置されたダイキンの「タスタス」だった。
市やダイキンによると、室外機を買い足さずに室内機を増設できることが売りの、当時のアイデア商品。外装は木目調で、操作するリモコンは有線でつながっている。最新型への交換で消費電力が約4割削減できる見込みだ。
竹内さんがタスタスを購入したのは結婚を控えた20歳前後で、一般家庭ではまだエアコンは珍しかったという。今は電源を入れる機会が減ったが、これまで修理に出すこともなく、長男が東京から帰省した際などに使用してきた。
竹内さんは「年を取って、きっかけがないと新しいエアコンに替えることもない。これで去年生まれた孫も涼しく過ごせる」と顔をほころばせた。
勝山市は2050年までの脱炭素実現を目指し「ゼロカーボンシティ」を宣言している。営繕課の斎藤恵一さん(50)は「今回の取り組みで身近なエアコンに目を向けてもらい、買い替えを考える機会になればうれしい」と話している。
2024年08月03日 07時01分共同通信
https://www.47news.jp/11289170.html
引用元: ・市内で一番古いエアコンは… 福井・勝山、無償交換キャンペーン [蚤の市★]
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